山頂記録2018.7.24

7月24日 am5時30分
気温:13.0度
風:弱い
視界:50m
山頂は夜星が出たが朝は濡れガスの中、風が弱まったところを見るといずれ回復へ向かうかもしれない

その
15歳の何も知らない少年の元に、
突如現れた人生のターニングポイントは、
いつもの何気ない日常の延長にあり、
今必死に思い出してみても、
特別な覚悟や得体の知れない気持ちの高揚などといった、
予兆や予感のような非日常的な感覚は無く、
それによっていつのまにか、
すんなり新しい極特別な、
その先の人生を変えてしまうような導きに、
二度と戻れない巨大な渦に足を踏み入れ、
あれよあれよと言う間に、
これまでとは違う方角に足が向かっている。

それに抗おうとしたって無駄な事だ、
大抵の場合、
その事にすら本人は気づいちゃいないのだから、
山で起こる遭難や道迷いと一緒、
方向を間違えはじめたその時は、
自分は正しい道を歩いていると思い込んでいて、
あれ、へんだな、
と気づいた時にはもう遅い、
そっから元に戻そうとしても、
そもそも元がどちらかわからない、

誰にでもある人生の転換期は、
そんな風にやってくるものだ、
自分の意思とは関係なく。

それはある意味、
自分自身がそのようにしようと決意したり、
方角を見定め覚悟を持って歩き出す、
といった心持ち1つで簡単に変えられるものという事もいえる、

自分の道を自分で決める

それはけして難しくない
人1人の人生の選択とはいつもそんなもの

つづく。