山頂7時嵐
気温14.5度
風 強風
視界50メートル
2019.8.17
今朝も風は治まらず強風のまま、午後には青空がみたい。
2010年山小屋管理人1年目。
何もわからぬまま管理人の仕事に就き言われるがままにこなす日々。
自分の目的は詩を書く事だとしても、雇い主である神社の役にはたちたい。
どんな仕事に対してもそうだが、詩人を自覚して生きる以上、自分の目的はその仕事ではなくその仕事に割く時間の売価である。
生活に必要な金にさえなれば作業はなんだっていいというのが基本的な仕事と自分の関係、そうなると、そんな不良従業員を雇う側の企業や個人には自然と感謝の気持ちを持つようになる。
感謝の気持ちを持ちながらの仕事というのはとても良い仕事に繋がる。
役に立つには作業ひとつひとつの本質を捉える事が必要になってくるし、結果効率も良くなる、自分も気持ちよく仕事が出来、雇う側からも感謝される事が多い。
これは、これまで自分は詩人として生きてきた中で、生活の為に社会と交わりながら得た教訓、「仕事における好循環」のシステムである。
世界は良い事と悪い事で出来てるのではない。
好循環と悪循環のどちらかで世界は出来ており、その中で良い事が起きたり悪い事が起きたりを繰り返している。
だから何事すらも広い視野をもちこの全体に漂う循環の流れを読むことがとても重要になってくる。
なるべく良い仕事をしたい、という気持ちはいつしか、良い仕事しかしたくない、という気持ちに変わっていく。
つづく。