8月16日am7時30分
気温:15.2度
風 :弱い
視界:100m
昨日の夕方から降り出した雨は時を追うごとに風と共に激しくなっていき、朝になった今は風が収まりしとしとと静かな雨、ガスは漂うが時折外輪の影もみえる。
今日は1日中降り続く予報。久しぶりの休息となりそう。
私は昨日以前の記憶をほとんど持たない生粋の忘れん坊だ。
まるで才能、まるで病気。
そのせいで困る事は多々ある訳だが(自身というより周りの人が困るパターンがほとんど)、そんな症状がでてもう永い、今はいい付き合い方を熟知、はじめからそれが標準装備の出来損ないの人間だったと知ってしまえば、その障害を恨む事はない、むしろ愛しさまで感じるようになる。
しかしながら改善の方法は知りたい。病を愛す事ができず、もしそれで悩む人があれば教えたいと思う。
でもこの10代後半の約20年前の事をとてもよく覚えている。
なぜか？
今はなき本荘文化会館の冷たいコンクリートの階段
ほとんど稼動してるのを見た事のない小さな噴水
友達のタバコの銘柄
警察の職務質問のだいたいの流れ
美川憲一のライブに並ぶ、見た事もないような凄まじい人の列
ザザンボの奇蹟
覚えてる、
思い出せる。
特に衝撃的だった事はもちろん、特別特異な体験というわけではないようなあの頃の日常の記憶。
この時期に自分はいったい何を感じ、何を学び、何を知り、何を知らなかったのか知りたい。
今の自分との違いを明確にして初めて物差しができ、様々な経験や体験の意味を計りうる事ができるというものだ。
ところでなんの話してたんだっけ？
あんまり思い出せない。
まぁいっか。
つづく。